2005-03-15 第162回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
なお、民主党の修正案について申し上げますと、対日輸入の増減というのはさまざまな理由で生じるものでありまして、その都度法律を変えるとなりますと、実効税率三八・五%での輸入枠が毎年拡大していくことを事実上容認するということになりますので、国内の生産者を保護するという関税緊急措置制度の本来の趣旨をおろそかにしかねないという点で、賛成できません。この点を明らかにしておきたいと思います。
なお、民主党の修正案について申し上げますと、対日輸入の増減というのはさまざまな理由で生じるものでありまして、その都度法律を変えるとなりますと、実効税率三八・五%での輸入枠が毎年拡大していくことを事実上容認するということになりますので、国内の生産者を保護するという関税緊急措置制度の本来の趣旨をおろそかにしかねないという点で、賛成できません。この点を明らかにしておきたいと思います。
仮にこの牛肉の関税緊急措置制度をそのまま延長しますと、セーフガードの発動は免れないだろうというふうに言われておるようでございます。 そこでまず、この関税法改正案が通った場合の緊急措置発動の見通し、そして仮にセーフガードが発動された場合に価格上昇等の面で国民生活にどれだけの影響があるかについてお伺いをしたいというふうに思います。
なお、国内生産者保護のための牛肉に係る関税緊急措置制度は守るべきであります。BSE事件を考慮しても、対日輸入について、今後もさまざまな原因によって増減する可能性がありますが、その都度法律の特例をつくることはこの制度を骨抜きにしかねず、民主党修正案には賛成できません。 次に、国際開発協会増資法案についてです。